小樽のまちも紅葉がはじまり、秋が深まってきました。
日が暮れる時刻も早くなりました。
なぜだかさびしい気持ちになります。
ついこの間まで、夜8時まで明るかったジャン。
って、それはいつのこと……。
小樽港を見下ろす銀鱗荘。
秋のマイカル、もとい、ウィングベイ小樽。
いつも頭のなかで一度訂正してから、ウィングベイと口に出します。
ちょっといいづらい。
秋のマイコーならもっと言いやすいのに。
などと思っているうちにも日はどんどん翳り……。
天狗山に日が落ちようとしています。
夕方5時の空はもうこんな色。
国道を通らず、山の方から伍助って塩谷へ。
黄昏の小樽に赤く輝く中国料理店。
赤い提灯を見てテンションが上がります。
幼児二人をふくめて8名で行きました。
中国料理は大勢だといろんな種類が食べられていいですね。
美味しいと家族に評判の焼き餃子。
混んでいたので出てくるのに時間がかかるかな、と覚悟をしていたのに
次々と料理がテーブルに並んでいきました。
厨房には何人いてどんな風に働いているのか、ちょっと気になりました。
パリパリの羽根がついています。ギョウザを口に入れると肉汁が……。
久しぶりに外で私好みのギョウザを食べた気がします。
二人の幼児は、このパリパリの羽根が大好きで、
「こげこげパリパリ♪」と歌いながら全てのパリパリを食べつくしていました。
「大人だってパリパリを食べたいのだよ、なぜなら大人の方が
パリパリの美味しさをよく知っているのだから……」
などと心のなかでぶつぶつ。
そして、これはサービスの水餃子。
なぜサービスなのか。
開店5周年を記念して、ディナータイムに1組に4名以上で水餃子一皿をサービスしてくれるそうです。
このサービスは、10月末までのようですよ。
食べるのに夢中になって、写真を撮りそびれましたが、
かなり食べました。
酢豚、春巻き、エビチリ、エビのなんとか、チャーハン、スープ……。
幼児はフカヒレのスープを、大人は卵スープを注文しました。
そして、こともあろうにフカヒレを気に入ってしまったようでした。
私的には幼児にフカヒレは早すぎるのと思うのですが。
すこし前に風邪をひいてしまった私は、
喉の痛みのせいで食べ物が食べられず、
「いま少し胃が小さくなってるんだよねー、食べられるかな」
と話してたのですが、全くの杞憂でした。
そして、めずらしいメニューがありました。
刀削麺です。私ははじめてでした。
きしめんに少し似てるでしょうか、もっちりとして歯ごたえがあります。
白湯スープは、こくがあり、ちょっと辛く、大人に好評でした。
食べて、笑って、汗かいて、食べて、塩谷の夜は更けるのでした。
さて、本日の小樽猫はというと……。
ボク、ハイドン。新羽田国際空港ですが、ちょっと古いかニャ?
コタンゴ母さんのまねじゃニャイよ。
ハイドンのちょっとはにかんだ感じが、本家を彷彿させますっ!