海辺のこどもアートワークショップをプレイバック!

 

8月4日(土)、銭函で「海辺のこどもアートワークショップ」が開催されました。
空はうす曇り。屋外で過ごすのにはぴったりの天気です。
大勢の子どもたちが親御さんと集まり、会場はにぎやかです。
今回は大人の私もイソギンチャクチームの一員として
胸にネームシールを貼り、子どもたちに混じってワークショップに参加しました。

 

第一部 海辺のおひさまの会では
流木アートパフォーマンス、チョーク絵、海辺の紙袋ランタンづくりが行われました。

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海岸では彫刻家のダム・ダン・ライさんが流木アートの準備をしています。

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いよいよワークショップのはじまりです。
イラストレーターのKinproさんが、チョイナの王様を掲げます。
銭函の海深くに住み、海を守っているのがチョイナの王様。
このチョイナの物語にそってワークショップが進められていくんですね。
「チョイナのこと初めて知ったよー、ちょいなちょいな♪」など思いながら
このあたりから自分が大人であることを徐々に忘れていきます。

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カラフルな流木を穴に差し込みます。
これには、チョイナの国の扉の鍵を開ける、という意味がありました(たしか……)。

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みんな真剣です。

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ライさんの OKが出て、完成した流木アートの前で記念撮影、パチリ!

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こんなに小さなオブジェもありました。

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完成したオブジェはいまにも歩き出しそう……。

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おっと、後ろからもついてくる!

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連なるように銭函海岸を闊歩するオブジェたちの迫力に圧倒されます。
ライさん曰、「作るたびにカタチが変わっておもしろい」とのこと。
なるほど……。
☆☆☆
さて、次はチョーク絵です。
 Kinproさんが下書きした、チョイナの国の仲間たちをみんなで塗っていきます。

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子どもたちの真面目で楽しげな様子を見ていると
大人だってやってみたくなります。
「濃く塗った方がキレイに見えるよ!」という声を聞き
チョークを持つ手に力が入ります。
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どんどん塗って塗って。

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もっともっと塗って。
空いているところには、水玉や海の生き物たちをたくさん描いて、
 Kinproさんの OKが出て、完成です!

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脇坂工務店さんの駐車場がチョークアート作品に!

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Kinproさんを囲んで元気よく、パチリ!

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休憩タイムには、小樽の素敵なおもちゃやさん、キンダーリープさんのシャボン玉ステージ。
子どもたちはシャボン玉を追いかけて大喜びです。
 BGMにシャボン玉ホリデーのテーマが流れていたのにはビックリしました。
どなたの選曲だったのでしょうか(笑)
ランチタイムの後は、紙袋を使ったランタンづくりです。

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好きな絵を描いて切り抜き、セロハンをはったり、折り紙をはったり。
アドバイスを受けながら自由に作り上げます。

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イメージをふくらませて、どんどん仕上げていきます。
私自身、これはちょっと苦労しました。
頭のどこかが固くなっているのか、ハサミを持つ手が工作を忘れてしまったのか。
そんな感じでした。
それぞれランタンを完成させて、第一部はここで終了です。
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家に戻ってひと休みしてから、第一部で作ったランタンを持って夕暮れの会場へ。
第二部 海辺のおほしさまの会では
ランタンを灯し、 ToyToyさんのトンコリ演奏と Kinproさんの影絵を楽しみます。

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ランタンに火を灯すとシルエットが浮かび上がります。

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チョイナの王様もいました!
友人の息子さん、小学3年生の作品……上手ですね。

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今回子どもたちが作ったもののほかに
アイヌ文様の切り絵ランタンがたくさん並んでいました。
これは、先に ToyToyさんが行ったワークショップで作成したものだそうです。
灯りに浮かび上がるアイヌ文様の美しさに、たくさんの人が感激していました。

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海辺に目をやると、流木オブジェのそばで石積みキャンドルが輝いていました。
いい雰囲気です。
小樽には冬に「雪あかりの路」があります。
石積みの間からこぼれる灯りを見て、雪あかりの路を思い出しました。
夏も、冬も、イイ!
ラストは ToyToyさんのトンコリ演奏と Kinproさんの影絵です。
雨がポツポツと降ってきたので屋内で。

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やさしい音色のトンコリ、 ToyToyさんの力強い歌声。
暗闇に浮かび上がる、チョイナたちの影絵。
津波に襲われ悲しむ子どもたちを救うために立ち上がるチョイナたちの物語。

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このワークショップと同時開催されていたのが、「うろこプロジェクト」です。
子どもたちが描いた色とりどりのうろこを重ねて作った魚のオブジェなどが
海を渡り東北の子どもたちに届けられるというものです。
影絵の物語が「うろこプロジェクト」につながっているんですね。
幻想的な時間が流れるなか
チョイナたちが住む海を大切に……というメッセージで
影絵と演奏は終了しました。
☆☆☆
子どもたちの心に、この一日はどんな風に残るのでしょうね。
もしかして大人になってから、この日の何かを思い出すかもしれません。
カタチは消えても、消化されて、こころの一部になってゆく……
そういうこともあるかもしれないなーと。
ちなみにですが……
私の心の中には、もうチョイナが住み着いていますけどね。
もう銭函の海をチョイナを思い浮かべずには見られないでしょう。
おそるべしチョイナ!
さて、盛りだくさんのアートワークショップ。
準備もさぞかし……と想像できます。
アーティストの皆さま、スタッフの皆さま、そして主催の白鳥さん!
ありがとうございました!
白鳥さんのブログです。

nekoneko@otaru-jin.jp