知人から何度も耳にしていた「シロクマ食堂」のこと。
話を聞いても、ネットで情報を見ても、不思議とお店のイメージがはっきりつかめません。
先日、その謎のお店「シロクマ食堂」についに行ってきました!
知人に連れられ、食堂にはタクシーで乗り付けました。
食堂にタクシーですよ。
お店の前で降りたはずなのですが、そこに「シロクマ食堂」の文字はなく
あるのは「お食事の店三平」。
後で尋ねると、お食事の店三平はシロクマ食堂になる前のお店で
看板はそのままにしているそうです。
凍える夜、窓からはあたたかな光がこぼれていました。
店内の黒板には、ハンバーグ、スパゲッティ、カレー、丼。
これだけを見ると洋食屋さんに思えます。
何を頼もうか迷っているとご主人が
「黒板にないメニューでも、できるものは何でも作りますよ」と
声を掛けてくれました。
え、何を作ってくれるのだろう。
シロクマさん常連の知人が「今日はどんなお魚があるんですか」と聞くと
「いいマグロがあります」とご主人。
赤ワインを頼んだので、それに合うようなマグロ料理を出してもらうことになりました。
その前に、チーズと生ハムの盛り合わせがササッと。
「ああ、ちょうど欲しいと思ってたんだー」
道産のチーズには赤ワインの香りがほんのり。
マグロとアボカドの前菜。私の大好物が重なり合っていました。
マグロは本当にいいマグロでした。
次に出てきたのはレンコン餅。はじめて食べるものでした。
レンコンの歯ごたえが残りつつ、もちっとした食感。
ここは割烹料理屋さんでしたっけ?
写真を撮りそびれてしまいましたが、
ここで焼いたおあげに削りたてのかつおぶしをかけた一品が出てきました。
いい香り……。
ご主人はかつておそばやさんだったことがあるそうで
削りたてにこだわるところは、それもあってなんですね。
そして、〆にはネパールチキンカレー。
注文したのはワインとカレーで
あとはお任せです。
シロクマ食堂の全貌を知ろうと意気込んで行きましたが
謎はますます深まるばかり……。
ご主人曰く「1回ではわからないかもしれません」。
そうでしょう! わかりませんでした!
でも、あずましくって良いお店だということはわかりました。
シロクマ食堂、「雪あかりの路」期間中にまた行ってみたいな。
●シロクマ食堂
小樽市色内3丁目6-3
0134-31-4690、不定休
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