「小樽雪あかりの路19」前半プレイバックその1 塩谷会場

2月3日からはじまった「小樽雪あかりの路19」。
2日目の2月4日(土)に
『小樽人』編集部のKSNちゃんと、伊藤整ゆかりの地 塩谷会場に行って来ました。
2017年のファースト雪あかり会場はやはりここです。

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4年前に初めて来て 、その美しさにすっかり魅了されてしまい、以来毎年来ずにはいられなくなりました。
会場に着くと、同じ編集部のainosatoさんが既にカメラを構えていました。
今年はご友人を誘っての来場です。
『小樽人』編集部員は塩谷会場が好きなんですねー。

会場は、伊藤整の文学碑があるゴロダの丘です。
耳をすませば潮騒が聞こえます。
林の中にアイスキャンドルが灯るとそれはそれは幻想的です。

初めて会場を訪れた方は、この非日常感に驚くことでしょう。

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とりわけ、一面が青色に染まるブルーモーメントが美しいのです。
30分あるかどうかの短いこの時間。
キャンドルの灯がゆらゆら揺れると
見ている人の心もそれにあわせてゆらゆらっと、ね。

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氷の中に閉じ込められた気泡が光を演出、赤い紅葉は髪飾りのようです。

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ブルーが深くなってくると、
その瞬間を逃すまいと、たくさんの人がカメラを構えます。
去年より来場者が増えているような気がします。

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ひときわ明るいアイスキャンドルタワー!

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深いブルーに染まった会場に、人々のため息が漏れます(本当は聴こえていないけれど、ぜったい漏れていると思います!)。
ああー。

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来場者が景色の美しさに夢中になっている間にも、
実行委員の方たちは、火の消えてしまったキャンドルの点灯に忙しく働いていらっしゃいました。
その姿も美しく、じんわりと感動してしまいます。

樹に吊るされたアイスキャンドルの下には真っ白い雪がくっついていました。
底の厚いブーツのようです。

そうしているうちに、あたりは徐々に深い深いブルーに。

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一つとして同じものがない手作りのアイスキャンドル。
こちらは放射状に伸びた光の筋の先に、かわいらしい手形がついていました。
これはデザインでしょうか。それともアイスキャンドルを覗き込んだときに、ついてしまったのでしょうか。

この日は、実行委員の友人を訪ね、本部のテントをのぞいたところ
友人はいなかったのですが
「まあまあ、あったまっていきなさい」
「何飲む?」
「差し入れのドーナツもらったから、食べませんか?」
と、なんとも暖かく迎えていただきました。

ドーナツを食べ終える頃には
すっかり心も体もあったまり、お礼を述べて会場を後にしました。

塩谷会場、素敵すぎます!

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素敵すぎて、翌日も来てしまいました。

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今度はファミリーなど、初めて来る人たちも一緒に
すっかり暗くなった塩谷へやってきました。
みんな大興奮です!
「やばい!」という最上級の褒め言葉が連発されていました(笑)

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キャンドルの下についていた雪が溶けています。
夜の色もいいね。

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夜は氷の美しさが目につきます。

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氷が溶けて滴って、それがまた凍って小さいツララができています。

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四角いアイスキャンドルもありました。

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特別に綺麗なヒビ入りのアイスキャンドルを見つけました。

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こんなグラスでウィスキーを飲んだら最高でしょうね。
冷え冷えで薄いヒビ入りグラスに氷は要りませんね。
塩谷会場は2月4日・5日で終了しましたが、
「小樽雪あかりの路19」は2月12日(日)までです。
http://yukiakarinomichi.org

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