「小樽雪あかりの路19」のプレイバックシリーズの途中ですが、残り2日ということでこちらの記事をアップしました!
メール会場のひとつ、手宮線会場といえば、市立小樽文学館・美術館横のワックスボウルの森が印象的です。
多くの方がカメラを向け、「きれい〜」という感動の声もあちこちから聞こえてきます。
声に出さずとも、瞳を見れば感動がわかります。
日本人はもちろん、他の国の方であっても。
昨日、手宮線会場で小さなワックスボウルを買いました。
売り子ボランティアをしている友人たちとあれこれ会話をしながら、すみれやあじさいの押し花ワックスボウルを選びました。
帰宅して箱をあけると一枚の説明書が入っていました。
それにはワックスボウルがどのようにして出来上がったのかが書かれていました。
<抜粋>
このワックスボウルは、会場に飾られたろうそくの残りをボランティアが回収し、燃え残りの芯を一本一本取り除き、札幌稲穂高等支援学校の生徒さんたちが作業学習によって再生し、再びボランティアの手によりワックスボウルとして皆様のお手元に届いております。
皆様よりいただきました売上げ金につきましては、当イベントの貴重な財源として活用させていただきます。
小樽雪あかりの路実行員会
ワックスボウルが完成するまで、様々な人が関わっているんですね(ここで一度感動)。
そして、このワックスは過去に雪あかりの路で使われたろうそくなんですね。
ということは、過去の雪あかりの記憶がこのワックスボウルに残っているということ……そう考えると
さらに感動してしまいました(二度目)。
そして、それがとても小樽らしいとも思いました。
先人たちの記憶、街の記憶が刻まれた古い建造物がまだ多く残っている小樽。
ずっと命を繋いでいるもの、再生されて蘇ったもの、生まれ変わりを待っているもの……。
ワックスボウルは、再生されて蘇ったものですね(蘇るって素晴らしい!)。
過去の雪あかりの路を記憶しているワックスボウル。
もしあなたが去年も雪あかりの路を歩いていたなら、
去年の思い出がこの小さなワックスボウルに残っているかもしれませんね。
手宮線会場で販売されている公式グッズ、小さな押し花ワックスボウルは私のイチオシお土産です。
お値段500円はお土産にちょうどよいですね。
LEDライトを使うと家の中でも楽しめますよ。
ワックスボウルが販売されている手宮線会場はこちらのマップから。
http://yukiakarinomichi.org/?page_id=15
「小樽雪あかりの路19」は2月12日(日)までです。のこり2日ですよ。
http://yukiakarinomichi.org
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