久しぶりに我が家の小樽猫。
「チャイコ〜、チャイコ〜」
と私が長男チャイコを呼ぶと
私の顔を見ながら、のんびり近づいてくるチャイコ。
「膝に乗ろうかニャ? どうしようかニャ〜」
なんて考えているような表情でゆっくり近づいてきます。
そうしている間に、二階の窓辺からドン、と床に飛び降りて
階段を駆け下りてくる足音が……。
ドドドドドン、という音とともに現れたのは
次男のハイドン。
「ニャニニャニ、僕じゃなくてチャイコ兄さんをかわいがろうっていうの〜!!
僕を先にめんこしてニャン!!」
おそらく、そんな気持ちで駆け下りてきたと思われます。
チャイコと呼ぶとハイドンが来る。
ハイドンが現れ、急いで膝に乗ったのはチャイコ。
「母さんの膝は僕のものだからニャ」
と言わんばかりの表情。
ハイドンは不機嫌な顔で、チャイコのまわりをうろうろ。
テーブルの上から、膝の上のチャイコをじーっと見つめています。
「うらめしニャー」(ハイドンの心の声)
そのうち、ハイドンの視線に落ち着かなくなったチャイコが膝から降りると、
待ってました!とハイドンが伸びをしながら膝に乗ってきます。
膝上に乗って満足げなハイドン。
みっしりと生えた毛がもふもふしてあたたかい。
あたたかいのはお互いさまだね。
チャイコとハイドンはとっても焼きもち焼きです。
その母コタンゴはマイペースで、自分が膝に乗りたい時は
激しくニャーニャー鳴いてアピールしてきます。
このニャーニャーに声が大きく、何度も何度も繰り返されるので、いつも負けちゃうんですよね。
これが我が家の日常です。
寒い秋の日、外出にはマフラーを、家では膝に小樽猫、いかがですか?