おかえりなさい、石澤ミヨさん。遺作展の主役は……

についてご紹介しました。

 

今回はその続きです。
 
小樽出身の画家・彫刻家石澤ミヨさん遺作展が6月20日(土)〜28日(日)まで開かれました。
一般公開の前日6月19日(金)、緑がまぶしい晴れの日に記者発表とオープニングセレモニーが行われました。
 
会場は、小樽運河プラザの3番庫。
 
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開かれた鉄の扉から中に入ると、淡い色合いの松林の絵が目に飛び込んできて
外の景色がまるでそこにあるような雰囲気でした。
 
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「石澤ミヨ遺作展・小樽」80年後の同窓会。おかえりなさい、あなたが愛した故郷小樽へ

 

2015年6月20日(土)〜28日(日)
11:00〜19:30(最終日の入場は16:30迄)
小樽運河プラザ3番庫 小樽市色内2-1-20 TEL.0134-33-2510
主催:「石澤ミヨ遺作展・小樽」実行委員会
後援:小樽市教育委員会、北海道小樽桜陽高等学校、桜陽会(北海道小樽桜陽高等学校同窓会)

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「オダマキ倶楽部」のこと

オダマキという花を知っていますか?

5月の後半から1カ月くらいの間、
道ばたにひっそり咲いている花です。
もちろん庭にも。

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オダマキが気になり出してから
もう4年くらいになるでしょうか。
知らない間に庭にちょこんと生えていて、
気がつけばあちこちに増殖していて。
なんともたくましい花なのですが、
その姿は楚々としていて可憐。
うつむき加減の蕾の姿のかわいらしいこと!
ほっそりとした首筋のラインの美しいこと!
蕾から開花まで徐々に形を変え
私の目を楽しませてくれます。
ではなぜオダマキ倶楽部なのでしょう。
ピン、ときたんです。
頭にふと浮かんだんです。
オダマキに心を寄せ
見て、育てて、オダマキについて話して楽しむ倶楽部。
オダマキについてあれこれ調べてもいいでしょうし、
写真を撮ってもいいでしょう。
自由です。
倶楽部員になるために、許可は要りません。
入部も退部も自由。
誰も管理したりしません。
入部も退部もないと言っても良いくらいです。
「オダマキが気になる……」
そう思ったらあなたはオダマキ倶楽部の一員なのかもしれません。
オダマキ倶楽部を始めてから今年で3年目になります。
今年は昨年より8日ほど早いスタートになりました。
これまでは主にFacebookで活動報告をしていましたが、
今日から『小樽人』ウェブサイトでも報告します。

妄想の小樽 no.1 「hks1921」

 

これは小樽の街で繰り広げられる私の妄想です。
事実と妄想が混じりあった私の頭の中の世界……
ご紹介するのにちょっと勇気が要ります。
 
でも、たかが妄想、妄想ですから。
そこのところよろしくです!
 
 
 
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私はいま、一人でカフェにいる。
夕陽の沈む頃になると無性にこの古い建物を眺めたくなって
ついついここに来てしまう。

小樽人の小樽観光〜2015年2月

私は小樽に住んでいながら
いつでも旅人のような気分で街を歩く事ができる、という特技を持っています。
ですので、ぶらっと入ったお店で「観光の方ですか?」と聞かれることもしばしば。
「地元です!」というと、妙に喜んでくださる方もいて、不思議な感じ。
そして、地元の話題(例えば住んでいる町など)に花が咲いたりして、これまた面白いんです。

間もなく開催! 織物作家・加藤祐子展「巣穴へ帰る」は1月11日(日)〜銭函sunaieにて

雪かきをしたり、冬の嵐を心配しているうちに1月8日。
松が取れ、お正月気分も少しは抜けたでしょうか。
 
新年のご挨拶が遅くなってしまいましたが、
今年も『小樽人』をよろしくお願いいたします。
 
さて、1月のイベントをご案内しましょう。
 
加藤祐子展「巣穴に帰る」
2015年1月11日(日)〜14日(水)
10:00〜18:00
会場 sunaie(スナイエ) 小樽市銭函3丁目390-8
※イベント
1月11日(日)14:00〜 
舞踊家・若松由紀枝によるコンテンポラリーダンス
音:津川りゅう子
入場無料
 
 
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銭函で冬の素敵なイベント。Christmasきばらしマーケット+楽市は12/10〜

小樽のあちこちで冬のイベントが開催されています。
雪がたっぷり降りましたので、演出にも手抜かりなし!
といったところでしょうか。
さて、小樽であって小樽じゃない……
いえいえ、小樽じゃないようで、小樽である、あのまち……
そう、銭函です。
12月10日〜12日まで、銭函のカフェで開催される冬の素敵なイベントをご紹介します。

 

シャコの食べ方、アレコレ

ガサガサッ、ガサガサッ。
シャコ(別名ガサエビ)が、ガサガサしている音です(イメージ)。
小樽に秋シャコのシーズンがやってきたのは10月半ば。
小樽の市場に行けば、どこでもシャコの姿を見ることができます。
初めて頭付きのシャコを見たときの衝撃は、いまでも憶えています。
甲冑に身を包んだ強面。
シャコは市場の戦国武将や〜。
いや、地球を侵略にきたエイリアンや〜。
ああ、話が横道にそれてしまいました。

追いかけてにっぽん丸♪

2014年の小樽港は、豪華客船の寄港ラッシュ。
勝納埠頭や第三埠頭に大きくて優雅な客船が停泊している姿をよく見かけました。
低音の汽笛が聞こえると
「あ、船が入ったかな」とか
「船が出るんだな」などと思いながら過ごす日も多く
朝・昼・夕の北海製罐のポー(またはボー)に混じり
さらには、小樽市総合博物館にあるアイアンホース号の汽笛などとも混じりあって
私の住む手宮エリアはとても賑やかな夏でした。